手作り結婚指輪の強度

指輪というものはその素材によって強度がまったく異なってきます。
いったいどのような素材であれば、高い強度の手作り結婚指輪をつくることができるのでしょうか。

非常に高い強度の貴金属といえば、まず挙げられるのはプラチナです。
プラチナは非常に高価な貴金属であると同時に、非常に安定した強度の高い金属としても知られています。
車の点火プラグや排気センサーにも利用されているほどです。
もちろん純度が高すぎると変形しやすくなってしまいますが、パラジウムなどと混ぜることで指輪として最適な強度に加工することが可能となります。
さらにプラチナは錆びにくいという特徴も持ち合わせていますので、変色の心配がほとんどありません。
日本では手作り結婚指輪の素材として最も人気があるのがプラチナであるとされていますが、なぜ人気なのかもうなずける、手作り結婚指輪に最適な貴金属なのです。

強度の高い手作り結婚指輪の素材として、ゴールドも挙げられますよね。
イエローゴールドは結婚指輪の素材として定番的存在であると言えます。
ゴールドもやはり純度が高すぎると柔らかくなってしまい強度が下がってしまいますので、18金程度の程よい純度の指輪が人気となっています。
ゴールドには混ぜ合わせる金属によっていくつかの種類がありますが、強度が高いという意味ではピンクゴールドが高強度であると言えるでしょう。
ピンクゴールドとは銅とイエローゴールドを混ぜた金属で、非常に硬くなります。
ただしその分加工が難しい金属であるとも言えるので、サイズ調整などが可能か否か確認が必要となるでしょう。
銅が混ざっていることで変色しやすくなってしまうのも、ピンクゴールドのデメリットと言えます。

他にも結婚指輪の素材としてさまざまな金属が使用されますが、最近では強度が高く安いという理由から、パラジウム、チタンと言った金属が人気です。
もちろん貴金属としての価値は下がってしまいますが、手作り結婚指輪の価値は金属の値段ではありませんよね。
真鍮やシルバーで自作した手作り指輪を結婚指輪とする人も多いですので、素材の価値を気にすることなく、自分たちにとって価値のある指輪を結婚指輪とすることがおすすめなのです。